というタイトルの講演会に参加させていただきました。
前にも一度、きょうだい児のための会に参加させて頂いたことをブログに書かせていただいたことがありました↓
これは、前々回に開催されたときのものですが。
http://wakuwakumusic.hatenablog.com/entry/2017/10/30/010635
今回の講演会では、そのファミーユという宝塚で活動されているきょうだい児支援のためのグループの代表の久保さんと、
全国的にきょうだい児支援の活動をされている しぶたね の清田さんのお話を聞くことができました。
病気や障がいをもつこどものきょうだいの気持ちを知ること。
そして、そのきょうだい児のためにできる支援は何かを考えること。
大きくは、その2つがテーマだったのではないかと思います。
病気や障がいをもっている当事者はたいへん。でも、実はそのきょうだいも、とてもたいへん。でも、まだ日本ではそこにはほとんど注目されていません。
そのきょうだいたちにしかわからない寂しさや不安があります。そこにまわりの皆が気づいて、それが心の中で暴れたり固まったりしてしまう前に、愛情をもってケアしていくことが本当に大切なのだということに、また改めて気づかせていただけたのが良かったです。
子どもたちを、どの子も愛していて、それぞれが幸せな人生を歩んでほしい、という気持ちは、親であれば皆持っていることでしょう。
きょうだい皆同じように、と思っていても、実際はその子の状況も環境も、その時々の親の状況も違っているから、同じようにはできません。
それに、親が愛情を公平にかけてあげているつもりでも、こどもにとってはそれが不公平と感じていたり、親の愛情に気づいていない場合もありますよね。
また、もう大きくなってきたから大丈夫と、勝手に親は思ってしまいますが、何歳になっても親の愛情を感じたいと子どもたちは思っているかもしれませんし、きょうだいたちにとっては、大きくなってからの方が悩みが大きくなることもあるでしょう。
今回の講演でお話をしてくださった「しぶたね」の清田さんも、「ファミーユ」の久保さんも、
自分の実体験や今まで関わった方の体験談を含めて、お話をしてくださいました。
実際の当事者や保護者の立場の方からのお話は、本当に真に迫っていて、とても説得力のあるお話でした。せっかくこのような貴重なお話を聴かせて頂いたのだから、これが無駄にならないように、自分の心にしっかり刻んでおきたいし、周りにも広げていきたいと思いました。
↓私もスタッフとして働いているオルタナティブスクールとものブログにも、このことをスタッフが記事にあげてくれています。もう少し詳しく書いてくれているので、ご興味があれば読んでみてくださいね🍀
https://alternativeschooltomo.hatenablog.com/entry/2019/01/19/191752
https://alternativeschooltomo.hatenablog.com/entry/2019/01/21/135926